底なし沼からお届けします

生きる糧があるよろこび。

恋愛下手すぎる私の思うアイドルヲタク陥りがち恋愛。

突然ですが、アイドルヲタクってある程度妄想癖がある人でないとやっていけないと思うんですよね。

メディアや公式のイベントを通してしか知れない相手を好きになって、心血注いで追いかけているわけで。遠い他人にそれだけ注げることができるって、まあわたしもヲタクなんでちゃんとはわからないですけど…普通の人から言われる「よくそこまでアイドルに捧げられるよね」っていうあの言葉はそういうことだと思うんです。

よくリターンも大して望めないのにそこまでギブできるね、ということ。うるせえヲタクは理屈じゃねぇよ!(情緒不安定)

そして多分だけど、恋愛でも気づかずに妄想癖発揮している人が、多いんじゃないかなっていう話。まあ、私のことなんですけど!(笑うところ)

身バレしない程度に実体験を交えながら話すので、あーこれ陥ってるわとか、わかるなぁとか思ってもらえたらそれだけで嬉しい(自己満)

ちなみに妄想癖ダメ絶対とは思ってない。多分、むしろある程度は持っている方が幸せ。適量がなんでも大事ですよね。適量を知りたい2020(by kemio)

 

本題に入っていくわけですが。

私の場合、恋をすると自分の頭の中だけで恋愛を完結させがちです。もはやそういう恋愛が好きで、無意識にそうさせてくれる相手を探している、みたいなところがあります。

そういうときの私の頭の中って、自担のこと好きで好きで仕方ないときと、そう大差ない状態なんですよね。

アイドルってこの世に生きていることは確かだけど、画面やステージに立つその人は本当に自分が思っているその人"そのもの"かどうかは、プライベートで友達にでもなる奇跡が起きない限り一生わからない。

だけどヲタクである私は一方的にアイドルを好きになって、会えない間都合のいいフィルターをかけて彼に関する情報を追って、いざ現場に行ったら会えただけでもうれしくて、さらにレスをもらえたら好きすぎて死にそうになって…しぬ……推し続ける…を繰り返しているわけです。病。

つまり、私は自担を愛しているのではなく、厳密に言うと私が思い描いている自担に恋しているんですよね。

実際の恋愛の場合、好きになったら(状況にもよるけれど)メッセージでも直接でも、いつでも好きって言えるし、会えないときは会いたいって言えるし、会えたら思っていることをいつでも聞けるし、いつでも(大体は)会えるんだけど、そのことになんかわかんないんですけど恋愛している私は気が付かないんですよね。

 私の信じるその人が生きててくれればOK! 的な。

でもそれって向こうからしたら、「本当に俺のこと好きなの?」ってなるんだろうな、とわりと最近気がついたんですよ。もっと早く気づけ??

 

そしてちょっと話が転じるんですが。

いつだか誰か、どこかのアイドルが言っていたんですけど「僕たちが(去っていくファンの手を)直接引き止めることはできないけれど、彼女たちはいつでも僕らの手を離すことが出来る」ってそう言っていたんです。

これ読んだとき、あ~~~~~わたし、これまで恋愛してきた相手にこれと全く同じこと、思わせてた(んじゃないか)な~~~と頭を抱えました。

わたし、いつでも手を離せる恋愛しかしてこなかった。…いや、厳密には、そのときは本当にそんなこと思ってなくてずっと一緒にいたいとか思ってたこともあったけど、よくよく考えると本当にそうだとは思えない行動をとっていたな…っていう。

自分が思い描いていた相手じゃないと気づく度に、知らず知らずのうちに、無意識に拒絶してたな、と初めて気がついたんです。赤ちゃんでごめんな。

本来ならそういうところはちょっと苦手だと伝えたり、どうやったら一緒に無理なく居られるかを考えたりして寄り添うのがパートナーシップということだと思うんですが、わたしは一切そういうことをしませんでした。

喧嘩するカップルほど長く続くとはよく言えたことだなとそう思います(雑)

 

そんなわけで、恋愛下手な私が伝えたいことをまとめると、彼氏が好きすぎて病む人にはヲタクメンタルで付き合う(=リターンを求めすぎない)ことをおすすめしますが、よく振り返ってみたら彼氏の嫌なところが見えたら他界してたな…(=別のことで嫌な気持ちを発散して見ないふりしてたな)って1ミリでも思ったら、直接彼氏と対決することをおすすめします(誰)

特に喧嘩しそうになったら一旦自担の写真無心に眺めてたり、ライブ映像貪るように観たりする人は本当に注意!!!!!!!(過去の私)

そして彼氏と対決してその結果離れていくような男はその程度の男なので、一切気にしなくていいよ絶対…まじで…

 

そんなわけでヲタクしながら楽しく恋愛も出来たらいいね。そろそろ彼氏作った方がいいかなぁ(鼻ほじ)